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海のスタートアップ最前線! 水中ドローン・陸上養殖・AI──リバネス・篠澤裕介が語る教育×産業で海を変える取り組み

番組から
2025/09/28


9/28(日)10am - 10:40am

OCEAN BLINDNESS 〜私たちは海を知らない?〜


海に関するさまざまなプロジェクトを手掛ける日本財団の海野光行と、森里川海アンバサダーとしても活躍しているアナウンサーの高橋万里恵がお送りする『OCEAN BLINDNESS 〜私たちは海を知らない?〜』。


今回のテーマは「海のスタートアップ」。

ゲストにお迎えしたのは、株式会社リバネス 執行役員の篠澤裕介(しのざわ・ゆうすけ)さん。

リバネスは「科学を分かりやすく伝え、教育と産業をつなぐ」ために、学校と企業の教育プログラムづくりと研究者や技術者のスタートアップの立ち上げ支援を行っています。

そういった新しい挑戦を後押ししてきたリバネスは、2017年から海のスタートアップにも関わってきました。

篠澤さんは「研究を世の中に届けるっていうところにものすごい使命感を持っておりまして…海野さんに『海もやろうよ』と背中を押していただいて、海のスタートアップの取り組みがその頃始まりました」と振り返ります。


「海のスタートアップ」には、どんなものがあるのかというと、たとえば、水中ドローンで海洋ごみを調査したり、特殊なセンサーを積んだ潜水艇で海底ケーブルの異常をチェックしたり、人の代わりに「絶対行きたくない海」へ挑むロボットの開発、無人運航船の実証実験が瀬戸内海で始まっています。

万里恵さんが「その潜水艇がないと私たちの生活が実は困ってしまう?」と質問を投げかけたように、私たちの生活からは実感しにくい取り組みに見えますが、たとえば潜水艇は日々の高速ネット通信を支えているそうです。


さらに、私たちに身近な海といえば“グルメ”!

サーモンやクエ、オニテナガエビなどを陸上で養殖するスタートアップも広がっています。

陸上養殖されているフグは毒がなくなってしまうそうですよ。


一方で、スタートアップならではの課題も。

「漁業者や港湾の方に協力してもらうまでに時間が掛かる」

「実験場所を使ったら迷惑をかけずに返す責任がある」

など、現場との信頼関係づくりが大きな壁になるそうです。

それでも篠澤さんは「挑戦することは損じゃない。挑戦しただけで報われる世界になってほしい」と、支援を続ける意義について語っています。


番組後半では「次世代の育成」という話題へ。

リバネスが取り組む「マリンチャレンジプログラム」では、中高生による海の研究・発表を支援。単純な研究発表会ではなく、専門家の手を借りて、寄り添って育成しています。

たとえば、今年の参加者では、篠澤さんも「完全に新人類」と驚く小学生が!

また、研究とAIの活用についても深掘り!


そして、恒例コーナー「海野光行の海の気になるトピック」では、「久々の大ぶりサンマ水揚げ始まる」を取り上げました。

豊漁と報じられる中、海野さんが「日本の漁場に来る数は今年も去年同様、低い水準になる見通し」と解説した理由とは!?


この番組は、AuDeeやSpotifyなどのPodcastで配信中です。

放送後記ではお伝えしきれない内容が盛りだくさんですので、オンエアを聞き逃した方は、ぜひお聴きください!


【AuDee】OCEAN BLINDNESS 〜私たちは海を知らない?〜

https://audee.jp/program/show/300008436


♪今回のオンエアでお届けした楽曲♪

Jungle「Keep Me Satisfied」

Christopher Cross「Sailing」

Green Day「Wake Me Up When September」


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9/28(日)10am - 10:40am

OCEAN BLINDNESS 〜私たちは海を知らない?〜

DJs: 海野光行, 高橋万里恵

メール: ocean@interfm.jp

番組をradikoタイムフリーで聴く ▼

https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20250928100000

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