
テーマ「愛車遍歴」
第60回(2026年5月28日放送)
「愛車遍歴」というテーマで話し始めたものの、最初に出てきたのは車ではなくヘリコプターでした。写真をたどっていくと真っ先にヘリの写真が出てきたそうで、自分にとって最も印象深い“愛車”のひとつだったと振り返ります。都内での移動は車で十分ですが、仕事で遠方へ行く場合は時間がかかりすぎるため、以前はヘリを所有していました。新木場のヘリポートを拠点に、東北方面や中部地方へ向かうこともあったそうです。駐機料だけでも毎月かなりの金額がかかり、飛行のたびに燃料代も必要でしたが、時間を買うという意味では大きな価値があったと話します。
ヘリを使ってイカそうめんを食べに初島へ行った話や、地方へラーメンを食べに行った話、海外からのお客様を成田空港との間で送迎した話など、当時ならではのエピソードも紹介されました。ヘリで成田へ向かうと、ジャンボジェットが離着陸する滑走路を横切りながら移動することもあり、小型のヘリでも航空機として同じ扱いを受けることに驚いたそうです。また、地方へ数日間滞在する予定でヘリを利用した際、ギターを持って行かなかったことを後悔したという話も飛び出しました。現地で楽器店を探し回り、ようやくギターを購入したものの、その直後に予定が変更となり帰京することになったそうです。結局、新しく買ったギターだけを持って帰ることになったという思い出も語られました。
東日本大震災の際には、所有していたヘリをレスキュー活動のために提供しました。燃料も継続的に支援し、被災地で実際に活用されたそうです。数年後に機体が戻ってきた時にはかなり使い込まれた状態になっていましたが、多くの現場で役立ったことを知り、印象深い経験として記憶に残っていると振り返ります。
その後は車の話へと移ります。最初に登場したのはディーノでした。エンツォ・フェラーリの息子ディーノの名前を冠した特別なモデルで、フェラーリでありながら「フェラーリ」とは呼ばれない独特の存在です。息子が設計したエンジンを搭載し、その死後に完成した車であることから、特別な意味を持つモデルとして知られています。所有していたディーノは非常に希少な個体で、長年オリジナルの状態を維持していました。メンテナンスにも苦労が多く、ブレーキ部品を探すために長期間かけて世界中を探してもらったこともあったそうです。それでも大切に乗り続けてきた一台として紹介されました。
続いて登場したのはフェラーリ456Mです。リトラクタブルライトを備えた最後期のモデルとして印象に残っているそうで、十二気筒エンジンを搭載しながらオートマチックトランスミッションを採用した珍しいフェラーリでした。リトラクタブルライトが消えていった時代背景にも触れながら、その魅力を語りました。
その後に登場したのがGT-Rです。GT-R開発の中心人物である水野和敏さんとの交流がきっかけで購入した一台で、最後期の特別仕様車だったそうです。紫にも茶色にも見える独特のカラーリングや、開発関係者のサイン入りプレートなど、特別な思い入れのある車として紹介されました。
さらに話題はホンダNSXへ。納車当日の写真を見ながら当時を振り返り、ハイブリッドスポーツカーとしての特徴や、BMW i8との共通点についても語りました。ホンダのエンジニアとのやり取りや、メーカーごとの文化の違いなども交えながら、当時の思い出を振り返ります。
今回は愛車遍歴というテーマのもと、ヘリコプターからフェラーリ、GT-R、NSXまで、さまざまな乗り物にまつわるエピソードが紹介されました。車そのものの話だけでなく、その時代の仕事や人との出会い、思い出が次々と語られ、これまでの歩みをたどるような回となりました。
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毎週木曜日 深夜0am - 0:30am
DJ:苫米地英人
ハッシュタグ:#cosmicradio
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